NHSでの検査 その2
※NHS回顧日記は2017年9月末から2018年2月末までの過去の出来事です。
採血した(9/25)血液検査の結果が
まだ届いてない。(当時10/4)
ナースは「この結果は、火曜に郵便で届くよ」と言ってたんだけどな。
昨日(10/3)が火曜だったんで「届いてるかな~」って、思いながら仕事から帰ったんだけどな。
結果は、いつ届くんだ。日本なら、採決結果はその日にわかるだろうに。無料だから仕方ないのか。(といっても、結局は払ってる税金で賄われてるんだけど)
今日はNHSの不妊治療の専門医へのリファーされたことを証明する手紙は届いてた。
専門医の予約は自分でやならないといけないようだ。何だろね、日本が手取り足取りすぎるのか?いや、そうじゃないだろ。なんだか腑に落ちないが、予約は自分でしないと仕方ない。
手紙には、リファーされた人だけに与えられたパスワードなどが記入されており、インターネットでの予約が可能とのこと。
不安・・・。
ちゃんと予約取れるのかな。
と、思いつつ、取りあえず手順に沿ってやってみた。
予約を進め、病院選択のカテゴリーまでたどり着いたとき、2つの病院の待ち時間を確認したところ、一つ目の病院 は4-5か月待ち(確かな日数を忘れてしまったのだが、確か128日。
もう一つの病院は、58日。
どちらもかなり待たないといけないという事実。
しかし、後者のほうが待ち時間少ないし、通院のしやすさもマシ・・・。
ということで、後者に決定した。
不妊治療の専門医に会うのが最短で12月8日とのこと。(当時10月4日、2か月先・・・さすがNHS。)
で、11時に予約。
私の年齢だと、こんな待ち時間も不妊治療には惜しい。しかし、仕方ない、NHSだし。
何よりも日本に帰る前に一回診察出来るのだからラッキーと思うことにしよう。ここはイギリス、不満を言ったらきりがない。
NHSでの検査 その1
今日から10回にわたって、私のNHSでの通院記録を記したいと思います。
結果を先に言えば、NHSでのIVFは年齢により受けられることはなかったので、プライベートの病院での通院を余儀なくされるのですが、NHSでどんな検査をしてくれるのかを記しますので、ご参考になれば幸いです。
さて、イギリスに来て初めてのGP(イギリスの一般外来。事前登録必要。担当医を決められ、症状を見極めるかかりつけの医者のこと。まずは外来と言えばここから始まり、そしてここから専門医へリファーされる仕組みになっている。)
厳密に言えば2回目。でもその一回目と言うのは、登録するための来院なので、通院は今回が初めてだった。それも不妊治療で通院するとは思わなかった。
今回の予約は3週間前にしたもの。それくらい、イギリスの医療制度NHSは忙しく予約で詰まっているとのことだ。
当日は、初めてのGPと言うこともあって、ちょっと緊張した。
旦那は出張だったので、私一人でGPへ。
予約は朝の9時。
指定された診察室へ。
そこには50代後半くらいの眼鏡をかけた男性が座っていて、こんにちはから始まり、今回はなぜ来たのか私は説明した。
どのように話せばスムーズに説明できるかと戸惑ったが、とりあえず
結婚生活6年経ち、赤ちゃんが欲しいと思っているができない。と簡潔に伝えた。
担当GPは「それはお気の毒です」とGentleManらしく言ってくれて、何個か私に質問してきた。
- 生理は定期的に来ているのか。
- どのくらいニンカツしているのか。
- 旦那には子供はいるのか?(ここで戸惑ったが、イギリスには離婚歴者が沢山いるし、この質問はイギリスでは当たり前の質問なんだろう。)
- 私は今まで妊娠したことはないのか。
この質問にすべて答え、その結果、専門の病院を紹介された。
まずは血液検査と旦那の精液検査をし、医師が結果を見ながら診察していくとのこと。
最後に私は「私は40歳を過ぎてますが、IVFを受けられますか?42歳までで、過去一回もIVFを受けたことがない場合は、1回だけNHSのほうで無料で受けられると聞いたのですが。」と聞いてみた。
「多分できるんじゃないかな~?でも、専門じゃないからわからないな~。」と。
外来の医者だからそんなものか・・・。ちょっと気落ちしたが、とりあえず検査から始めないとね。
担当GPはプリントアウトした紹介状の下に手書きで指定の専門病院の名前と電話番号を記入し、「旦那さんにここにアポイントとってもらってね」と言って終わった。
問診時間は10分程度。3週間待ったのにたったの10分の問診。NHS。
その後、受付へ戻った。
血液検査は「今日、空いてるわよ。」とのことで、そのまま続けて血液検査。
というか、前日ビールとか飲んでたし、9時か10時くらいまで何か食べてたような気がするんだけど、そんな状態でもいいのか、血液検査って。ていうか、何の血液検査?
注射もアルコールで注射針を刺すところを拭いたりすることなく、さっと刺して血液チューブ2本採って終わり。
仕事早や~・・。
旦那の住所が前の住所のままだったので、それを訂正してもらって(これ、精液検査の結果とか配送するんじゃないの?と思い)終わり。
帰ろうと思ったら、紹介してくれた病院の紙を採血時に看護婦さんが持ってたままだったので、また受付に戻って連絡先をゲット。
思ったね、日本は患者さんは病院任せで病院側が色々してくれるけど、イギリスは患者がしっかりしてないと、だめ。ほんと、だめ。
次は旦那の精液検査予約。さていつ取れるかな?
はじめまして
今日からブログを始めます、イギリス在住のmarukoです。
イギリス人の夫と結婚してから7年。
焦ることもなく、子供は自然と出来るものと思い続け、気が付けば40歳もとっくに過ぎてしまってた。
去年から急激に焦り始め、初めての不妊治療をすべく病院に通い始めました。
高齢の私の不妊治療の記録が誰かの参考になればと思います。
そしていつか私もわが子をこの手で抱ける日を目標に頑張りたいと思います!
これからどうぞよろしくお願いします!